Landslides
  • Landslides (岩、土、その混合物の斜面下方運動の総称で、日本語での地すべり、斜面崩壊、土石流、落石、火砕流、海底地すべり等を含む)は、科学、工学、社会、行政の多岐にわたる諸分野が関係するものの、これらを統合する学問分野が確立されておらず、専門の国内学会が設立されているのは日本(日本地すべり学会)のみである。
  • Landslidesの定義も各国、各学問分野でまちまちであった。国連が主導した国際防災の十年(1990-2000)の一環として、ユネスコ, 国際地質学連合(IUGS)等が、関連学会の専門家を集めて、Landslidesの定義を統一を行った。それが「The movement of a mass of rock, debris, or earth down a slope」である。そして、各種のタイプの運動が、材料と運動の組み合わせにより岩盤崩落 (Rockfall), 土石流 (debris flow)のように表現されるがその総称がLandslidesである。その結果は、1996年のアメリカ学術会議特別報告247 Landslides-Investigation and Mitigation (Keith Turner & Robert Schuster編集、675頁)等で世界的に広く配布・販売され、世界的に少なくとも学術的にはこの定義が用いられている。
  • 日本以外の国には、Landslidesのための専門の学会はないが、Landslides研究を世界的に統一された科学として確立するための学術誌を刊行することが目的である。Landslidesを扱う学問分野は様々であり、共通に通じない言葉や概念が多々あるが、すべての研究者にとって共通なものはLandslidesの現象そのものである。したがってこの雑誌では、Landslidesの写真はすべてフルカラーで印刷されている。カラー写真から、地質、地形、土質、水文、生態、災害、計測、防災対策などの専門家が得る情報は必ずしも同じではない。
  • Landslidesの編集事務局は、京都大学宇治構内のUNITWIN本部棟に置いている。編集会議は、日本と海外外をskypeでつないで実施している。分野が多岐にわたるために登録されている編集者は約100名、レビューアーは約400名である。
  • Landslidesの第一巻は、2004年4月に出版され, 2005年からISI Journalに認定され、2012年のImpact factorは、2.093である。
  • 現在、年6回発行で、一号平均120頁出版している。編集は、ICL, 出版配布はドイツのSpringer社である。<http://www.springer.com/earth+sciences+and+geography/natural+hazards/journal/10346>

    投稿編集は、Editorial Manger http://www.editorialmanager.com/lasl/